コスモス

私事ですが 10月20日 父が 家族に見守られながら 息をひきとりました。

80歳でした。 今年のお盆に実家に帰省した時まで元気で 一緒に川へ行ったり 温泉にいったり 
楽しい時間を過ごしました。少し足腰がいたむようでしたが 年齢的なものだと思っておりました。

9月の半ば過ぎ 身体の不調を訴え 検査そしてそのまま入院。

肺や心臓に水が溜まっているということでした。水を抜けばまた元気に家に帰ってくる

と思っていました。 

入院から2週間 検査の結果 肺せん癌。 末期。

食堂のリンパが腫れ 食事がのどを通らず 体力のない父は 抗がん剤の治療にも 耐えられない

手の施しようがなく 余命1ヶ月とのことでした。

10月19日 危篤との知らせをうけ 病院に駆けつけ 8時間に及ぶ危篤状態の中

浮腫んで 紫色になった足を みんなで交代で揉み解し 時々目を大きく開き 何かいいたげに

酸素マスクの下で 口を動かす 父に話しかけ 見守り・・・

カレンダーの日付が変わったころ 静かな死でした。

ひょうひょうとしていて自由奔放で、友達も多く にくたらしい事も言うけど かわいい父でした。

あまりに突然のことで まだ生きていて実家に帰ると いつもの場所に座っていて「おかえり」って

声をかけてくれるんじゃないかと 考えたりしてしまいます。 よく空気のような存在って言うけど

父は わたしにとってまさにそうでした。 当然のようにある空気が なくなると 初めて どんだ

け大切で なくてはならない物かを 改めて感じさせられました。

最後まで 生きる希望を失わなかった父の強さを思い いつものように制作に没頭し、ふと父のこと

を思い そしてまた いつもの日々を過ごしています。


お通夜の時 父の友人が そっと コスモスを供えてくれました。
[PR]
by art-creation | 2012-10-23 10:07 | お知らせ・その他

(有)アート・クリエーション  大分県別府市 0977-26-6004   art-c@abeam.ocn.ne.jp  

by art/creation